とりあえず旅にでよう ~あらうんど ざ わーるど~

とりあえず世界一周に行ってくらぁ!

【世界一周:151日目 ポーランド編】殺人工場 アウシュビッツ強制収容所【ヨーロッパ】


ジェン・ドーブリ!
どうしたら良いんだろうね。






それでは世界一周151日目スタート!
宿にて8時起床。
準備をして9時しゅっぱーつ!





先ずはクラクフを街ぶら!

クラクフリヴィウと同様に街全体が世界遺産になってるんだよ〜







この辺りが中心の広場かな!

とんでもなくシャレオツやん!!
とんでもなさ過ぎて









馬車が走ってるよ!

料金は3000円!
残念ながら貧乏人には手が出せません笑








しっかし凄いシャレてんね〜

ウクライナも凄かったけど、あっちは旧ソ連の雰囲気も残ってる気がした。
でもポーランドは完全にヨーロッパだね!








そんな街を歩きながらバスターミナルに到着!

ここでオシフィエンチムって街までのチケットを購入!
オシフィエンチムはあの有名なアウシュビッツがある街だよ!









バスは1時間半ほどでアウシュビッツに到着。

アウシュビッツは基本的に入場無料。
でも10:00〜16:00まではガイド同伴が義務付けられてるから注意。

僕も本当は日本語ガイドを頼みたかったけど、予約しようとしたのが直前で一杯でした。

これからアウシュビッツに行く方は早めの予約をお勧めします。









仕方ないのでガイドブック片手に周ろうと思います。

アウシュビッツの事はご存知の人が多いんじゃないかな?


第二次世界大においてヒトラー率いるナチス政権が大量虐殺を行った強制収容所ですね。


ヒトラードイツ人至上主義を掲げてプロパカンダによって国民を洗脳。
その矛先はユダヤ人へ向けられました。


アウシュビッツが稼働していた1940〜1945年の間に連れてこられたのは約130万人


その9割がユダヤ人で、生還者はたったの10%。

そのほとんどがここで殺されてしまったのです。







入場して最初にあるのは「働けば自由になれる」と書かれた門。

もちろんそんなのは嘘っぱちです。
これを作らされたユダヤ人もその事を知っているので、皮肉を込めてBの文字が逆さになってますね。







収容所はシンガ作りでとても此処で虐殺が行われたとは思えない。

アウシュビッツに連行されたユダヤ人へ行われるのが選別。

・強制労働
・人体実験の被験体
・死

この選別で8割の人「死」と選別されるそうです。







「死」と選別された人が連れてこられるのがこの地下部屋。

表向きはシャワー室となっていますが嘘です。
2枚目の写真のようにダミーのシャワーまで付いてます。






この部屋の正体は猛毒ガスによる虐殺部屋。

チクロンBと呼ばれる猛毒な殺虫剤が天井から投げ入れ中の人を殺したようです。
チクロンBは1缶で150人もの人を殺せるそう。

しかも即死ではなく、数十分苦しみながら死んでいくそうです。







隣の部屋には焼却炉が用意されてます。

この建物の煙突からは腐臭の煙が絶えず登っていたとか。









こちらの10号棟では「人体実験の被験体」と選別された人が連れてこられます。

実験の内容は信じられないくらい非人道的。

化学薬品によって瞳の色を変更する実験、人体の切断、性器の転換など。
これらの実験は麻酔をせずに行われたそうです。








そんな10号棟の隣には「死の壁」と呼ばれるものが

この壁の前で数千人が銃殺されたそうです。







そんな光景を他の収容者に見られないように、10号棟の窓には木が打ち付けてあります。

いくら見えなくても銃声とかでこの先の運命を分かってたんじゃないかな。







この部屋の中は撮影禁止なんだけど、かなりエグいものが展示してありました。

それは7tにも及ぶ大量の髪の毛。

強制労働者、ガスによって殺された人の髪の毛は刈り取られマットなどにして売られたそうです。


こんな環境だったら逃げ出したくなりますよね?










そんな願いは叶いません。

施設の周りには2重の有刺鉄線があり電流が流れていました。
それでも感電死を選んだ収容者も居たそうです。








アウシュビッツ1の見学を終えてアウシュビッツ2-ビルケナウへ。

ビルケナウまでは無料のシャトルバスで。








此処がアウシュビッツ2-ビルケナウ。

どんどん増える収容者の為に建てられた新しい収容所。

アウシュビッツ1と違い木造の簡易的な建物ですね。







増える収容者に対応する為に施設も簡易的になっています。

上がアウシュビッツ1、下がビルケナウのトイレです。
ビルケナウでは1日2回、しかも1回20秒しか排泄をさせてもらえなかったとか。







改めて見ると敷地内はとても広大。

その歴史を知らなければ、此処で100万人以上の人が殺されたとは思えない。








そしてアウシュビッツの見学を終えました。

カンボジアのキリングフィールド同様にとても考えさせられる場所。



僕は人間誰しも家族や恋人や友人とかの大切な人を思いやる気持ちを持ってると思うんだ。

その想いを少しでも国籍の違う人、肌の色が違う人、宗教が違う人、価値観の違う人に向ければこんな悲しい事は起きないと思う。



世の中そんなに甘くないって人もいるかもしれない。
でも諦めたら、考えるの止めたらそこで終わりじゃん。



だから諦めちゃいけない。
考えるの止めちゃいけない。


世界中の人が過去の悲劇について考えて答えを出さなきゃいけない。
世界中には70億人も居るんだよ。

きっと誰かが素晴らしい答えを持ってるに決まってる。

それは僕かも知れないし、この記事を読んでもくれた人かも知れない。


この記事が少しでもこの先の未来に繋がったら良いな。







そんな感じで今日はここまで!
悲しい出来事を忘れちゃいけないし、その先を考えなきゃいけない。





それでは、さいなら〜

今日の一曲

Aozora to Kuroi Neko 青空と黒い猫 - Asian Kung-Fu Generation [Sub Español] [Live] - YouTube

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